シンプルに考える(再読)

更新日時: May 02, 2020

シンプルに考える ~森川亮(元LINE社長)~

  • 表面的な価値に惑わされず、「何が本質か」を考え尽くす

  • そして、もっとも大切なことにすべてのちからを集中する

会社にとっていちばん大切なことは?

ヒット商品を作り続けること

そのためにどうすれば良いのか

ユーザのニーズに応える情熱と能力を持つ社員だけを集める

何者にも縛られることなく、その能力を最大限に発揮できる環境を作り出す

そのために必要なことだけをやり、不要なことはすべて捨てる

ビジネスは「戦い」ではない

ビジネスのシンプルな本質とは?

「求める人」と「与える人」のエコシステム

ライバルではなく、ユーザだけを見る

実際のビジネスでは競争も戦いもあるが、それは表面的なできごと

競争に目を向けるとユーザから目が離れてしまう

経営は「管理」ではない

優秀な社員たちが自由に活動し、共感をベースに連携し合うエコシステムがイノベーションの源

「お金」を中心に考えない

利益が出るか出ないかは結果論にすぎない

価値を生み出すことに集中すれば、その結果として利益がついてくる

仕事をお願いされたら聞きたいこと(実際は難しいけれど)

どんな価値を生み出したいのか

そのために何が重要なのか

会社は「人」がすべて

人が人を寄せる

「どんな仕事をしたいのか」「どんな夢を叶えたいのか」「自分をどう活かしたいのか」

本当に優秀な人が求めているのは、業界トップの「すごい人」と一緒に働くこと

自分の「感性」で生きる

仕事は自分でとりにいく

はじめは小さくてもいいからやりたいことをやってみる

そのために勉強して、結果を出していれば、やりたい仕事は手に入る

求めるのは、常に成長を実感できる場所に見を置くこと

人は弱い生き物で、お金や名誉を与えられるとそれに満足して、自らをストレッチして成長するのが難しくなる

仕事はしんどくて当たり前

心理的、肉体的に強いストレスに晒されるのが仕事

結果が出たときの幸せを知っているのがプロ

会社や上司に自分を合わせない

すごい人たちの共通点:自分が好きなことだけやって生きている

「諦める」、「我慢する」ことをせず、本音で生きる

自分自身の要求水準が高いから、生半可な技術で自分を満足させることができない

だから、誰に言われるまでもなく努力する

自分の中の「面白い」という完成を追求すれば、自然とユーザに喜ばれるものに近づいていく

市場調査や売上データを並べても、それだけでは良いものが作れない

世の中では、自分の感性を押し殺してしまう人が増えている

常に周囲に気を使う曖昧な人は、そこそこの仕事はできるかも知れないが、それを超えることはできない

不安を楽しむ

未来はわからないと思って生きないと危険

全ては自分が決めること、だから人間はどこまでも自由

「成功」は捨て続ける

優秀な人ほど「喧嘩」をしない

「自分の正しさ」に固執する人と相手しない

良いものを作ることと自分の正しさを守ることを同一視してはならない

会社は「学校」ではない

主体性を教育することは不可能

仕事は自ら作り出すもの。仕事に求められる根底には主体性がある

「自分には足りないものがある」ことに気づく

「偉い人」はいらない

リーダは、自分の夢で人を動かす

リーダーシップとは「夢を語る」こと

チームを動かすエンジンとなるのは、「夢」に共感するメンバーの自発性

シンプルでなければ「戦略」ではない

わかりにくいメッセージは、現場を混乱させる

「あれもこれも全部やる」というのは戦略ではない。

絞るのが戦略

余計なことは全部やめる

「計画」はいらない

計画があるから、変化に弱くなる

「変わるのは悪いこと」という認識が強いと、変化に対してネガティブに反応してしまう

計画がまったくいらないわけではなく、正確には「計画の詳細」がいらない

シンプルに1つの目的に対してどう行動するかを決めておく

イノベーションは目指さない

「差別化」は狙わない

差別化を追求するほど、ユーザが求めていることから離れていく

ユーザが求めているのは違いではなく、価値

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