抽象思考体験オンラインワークショップの参加レポート

更新日時: July 20, 2020

はじめに

以前、個人の関心分野を整理した時に今までの経験をもとに、自分について新しい発見があるといいなと思って 抽象化の技術 が気になっていました。
※関心分野のまとめは以下です


そんな中、先週の金曜日にちょうど @tbpgr さん主催の 抽象思考体験オンラインワークショップ が再演されるとのことで、参加してみました。



イベント概要

簡単に説明すると以下の体験ができるイベントです。

抽象思考を体験し、継続強化する方法を覚えることを目的とした少人数制のオンラインワークショップ

そして、肝心な 抽象思考 の定義ですが、イベントでは以下のように定義していました。

個別のものごとに共通点、パターンを見出すこと

具体的には、 業務に共通の手順を手順を見つける とか ゲームで特定の場面で活用できるテクニックを見つける とかのケースがここに当たると補足もいただきました。


ワークショップでの体験

ワークショップは1時間半の構成で以下の流れで進めました。

  • 抽象思考体験ワークショップ3回
  • ふりかえり
  • 抽象思考の強化方法

抽象思考体験ワークショップ

最初に軽く自己紹介をしながらさっそく、 趣味とそれが仕事で活かせるケースを1つ話す という洗礼を受けました。
はじめから頭をひねる話題が来てちょっと考えましたが、自分は「散歩と仕事で依頼が来たとき」という組み合わせで回答しました。

そして、ワークショップでは3点の質問から自分なりの答えを出して進めました。

  • 繰り返し行われる業務において、共通で活かせるノウハウを探してください
  • 自分が普段使っているノウハウのうち、他の人も活用可能なものを探してください
  • 仕事以外で自分が得意なこと、得意だったことのノウハウから仕事に転用できるものを探してください

普段の仕事の中で考えられることを答える分には答えが出しやすかったですが、最後の 自分が得意なこと、得意だったこと を考えることが意外とすぐには思いつかなかったため、時間がかかりました。

ふりかえり

ひととおりワークショップを終えてから、今回のワークを通じてどんな経験が得られたのかについて以下の観点をもとにふりかえりをしました。

  1. 新たに得たもの、うまくできたこと
    • (3番目のワークで)「得意なこと」と言われるとなにか名称化されたスキル名を言うべきかなとも思ったが、「得意な行動」をもとに説明することも1つの方法であることが分かった。
  2. 難しかったもの、うまくできなかったこと
    • あまり考えていなかったことに対して、決まった時間内に答えを出そうとする経験がここ最近少なかったので、言葉で表すことがなかなか難しかった。
  3. 今後、実際にどのような場面で活用してみるか?
    • じぶんrelease という一ヶ月の振り返りをする活動に、「一ヶ月間経験した業務内容から共通点を見出してみる」ことをやってみる
    • そのために、日々の業務を1ツイートでまとめていく

じぶんrelease という活動に興味は持っていましたが、これをきっかけに書けるものがありそうだと感じました。

また、 日々の業務を1ツイートでまとめる ことに関しては以下のツイートに業務上のことで経験したことをまとめていたので今後も継続していくで得られることはきっとあると思いました。


抽象思考の強化方法

今回のワークショップを通じて、今後も継続して 抽象思考 を体験し強化する方法として、上記の3つのワークを定期的にふりかえる時に考えてみることをオススメされました。

他にもさまざまな 抽象思考の強化方法 はありますが、初心者で実益を兼ねた活動として今回のワークショップで経験したことがお題として良いとのことでした。

また、 抽象思考 についてもっと知りたいときに読むと参考になる本として以下の 具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ をオススメされました。


そしてちょっとした共有ですが、個人的に同じ作者さんの 地頭力を鍛える というタイトルの本を読んだことがあり、なかなか良いなと思いました。



Q&A

イベントのコンテンツが終わり、質疑応答の時間もありました。
限られた時間の中で、 @tbpgr と以下のことを話し、イベントは終了となりました。

  • 抽象思考を強化したかったきっかけ
  • 視点の話
  • 虫の目、鳥の目、魚の目

最後に

個人的に興味がある 抽象化の技術 について学べることがあると思い、 抽象思考体験オンラインワークショップ に参加してみました。

ワークショップで回答ができたものもあれば、自分自身が得意と思うことについて言葉で説明することが苦手だと確認ができた場でした。

また、 @tbpgr さんが今まで主催されたイベントの中で「興味はあったけど、前回は参加できなかった」とか「他にも興味があるワークショップを再演してほしい」とかの要望があったら、時間を調整して再度開催するとおっしゃいましたのでご興味ある方は以下のページから参考にしてください。


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